今売れている「自転車用ヘルメット」おすすめ10選。

安全なサイクルライフをサポートする不可欠なアイテム、「自転車用ヘルメット」。街中をサイクリングする日常から、クロスバイクやロードバイクでスピードを楽しむアスリートまで、幅広いサイクリストに向けて様々なタイプが提供されています。しかし、最適なモデルを選ぶことは、あなたの安全と快適さに直結します。

今回は、自転車用ヘルメットの選び方とおすすめのモデルについて詳しくご紹介します。各ヘルメットの特徴や機能、デザインに至るまで、あなたの日常と好みに合ったヘルメットを探すお手伝いをします。

自転車用ヘルメットは義務なの?かぶるべき?


「自転車に乗る際、ヘルメットの着用は必要ですか?」 自転車は運転免許不要で手軽に利用できる交通手段ですが、多くの人がヘルメットの着用が義務なのか疑問に思うことでしょう。

この記事では、自転車ユーザーに対するヘルメット着用の努力義務化について説明します。

道路交通法の改正が2023年4月に実施

2023年4月から、自転車を利用する際、ヘルメットの着用が努力義務化される予定です。この「努力義務」とは何を意味し、罰則はあるのかなど、気になるポイントをまとめてみました。

道路交通法の改正で、2023年4月から全年齢が「努力義務」に変更となった。

ヘルメットの努力義務については、これまでにも児童や幼児が自転車に乗る際に着用することが奨励されてきました。これは、中学生や高校生などの年齢層で自転車事故の発生率が高かったため、特に注意が払われていた措置でした。しかし、2023年4月の法改正により、このルールが年齢にかかわらず、自転車を利用する全ての人に適用されることになります。

ヘルメット購入時、補助金が出る自治体も


自転車用ヘルメットの購入において、一部自治体では補助金が提供されています。例えば、愛知県では、申請書と領収書を提出することで、ヘルメットの購入費用の半額(上限2,000円)が補助されます。ただし、この支援は児童生徒と65歳以上の高齢者に限定されていますが、非常に有益なサポートですね。

ただし、市町村によってはヘルメットの仕様に関する条件や上限金額が異なることがあります。詳細については、こちらの記事に都道府県別にまとめてありますので、参考にして下さい。

ヘルメットをかぶるメリットは多い

自転車に乗る際、ヘルメットを着用することは、万が一の転倒時に頭部へのダメージを軽減する重要な安全対策です。法的義務にかかわらず、自己の安全を確保するためにヘルメットをかぶることは賢明です。以下に、ヘルメットを着用するメリットをいくつか挙げてみましょう。

  • 事故や転倒時の衝撃を緩和
  • 風で髪が乱れるのを防ぐ
  • 頭部に砂やほこりなどがつくのを防ぐ

また、最近では機能性だけでなく、スーツや制服からカジュアルな服までに合わせやすく、おしゃれなデザインのヘルメットも増えています。自分のスタイルに合ったヘルメットを選ぶことで、安全性とスタイリッシュさを両立させることができます。

ヘルメットを選ぶ時に大切な、4つのポイント

ヘルメットを選ぶ時に、押さえておきたいポイントを4つ紹介します。

頭にフィットするサイズや形を選ぶ


ヘルメットの重要性を考える上で、サイズ選びが特に重要です。ヘルメットがちょうど頭にフィットしている場合、その効果が最大限に発揮されます。逆に大きすぎるヘルメットは、わずかな衝撃でも脱げてしまう可能性があります。自分に合ったサイズを選ぶことは絶対にお勧めです。

お子様の場合、成長を考慮して大きめのヘルメットを選びがちですが、安全の観点からもピッタリのサイズを選ぶことが大切です。

また、ヘルメットの形状にも留意する必要があります。ヘルメットは一般的に欧米人の頭の形状に合う「楕円形」と、日本人やアジア人に合う「丸形」の二つの主要な形状があります。日本のメーカーは通常、丸形のモデルが多いですが、外国メーカーの中には合わない場合もあるかもしれません。

しかし、外国メーカーでもアジア人向けに設計された「アジアンフィットモデル」を提供している場合があります。不安な場合は、アジアンフィットモデルを選択することを検討してみてください。ヘルメットの選択において、サイズと形状の適合性は、安全性と快適性に直結するので抑えておくべきポイントです。

軽量タイプがおすすめ


ヘルメットの一般的な重さは約200〜300g程度ですが、長時間の使用では頭部だけでなく、首や肩にも負担がかかることがあります。そのため、快適なライドを実現するためには、軽量なヘルメット(約200〜250g程度)を選ぶことがおすすめです。

ベンチレーションなど通気性も重要


ベンチレーションとは、ヘルメットに設けられた通気穴のことを指します。ヘルメットはその構造上、内部が蒸れやすい傾向がありますが、ベンチレーションが多く備わっていると、通気性が向上し、特に夏などの暑い季節でも快適な装着感を感じれます。

安全性

自転車用ヘルメットの安全性について、メーカーごとに異なる基準が存在し、これらの情報を理解するのは少々難しいかもしれません。

一方で、SGマークやCEマークは多くのメーカーが採用している規格であり、安全性を評価する際の信頼性が高いです。特に、子ども用ヘルメットを選ぶ際には、SGマークやCEマークのついた製品がおすすめです。

さらに、安全性に関する規格は他にも存在します。以下は代表的な規格のいくつかです。

  • SGマーク: 一般財団法人製品安全協会による安全基準
  • CEマーク: EU加盟国へ輸出する際の安全基準
  • JCF公認/承認: 日本自転車競技連盟による安全基準
  • CPSC: アメリカ合衆国消費者製品安全委員会による安全基準

これらの規格は、ヘルメットの選択時に参考にすることで、より安全な自転車ライディングを実現できます。

【街乗り向け】のおしゃれな自転車用ヘルメットおすすめモデル3選

オージーケーカブト(OGK KABUTO) CANVAS URBAN
 (4)

¥5,800(税込)

安全性に優れたスタイリッシュなヘルメット

スッキリと洗練されたシンプルデザインがスタイリッシュな、街乗り向けの自転車用ヘルメット。フロントパッドとしての機能を備えるおしゃれなキャンバスバイザーも付いており、通勤や通学などでも着用しやすいのが魅力です。

オージーケーカブト(OGK KABUTO) KOOFU CS-1
 (4.2)

¥6,960(税込)

軽量かつシンプルでかっこいいデザインが魅力

キャップのようなフォルムにカジュアルなバイザーが付いた、街乗り向けの自転車用ヘルメット。シンプルながら、クラシカルな質感のかっこいいデザインが魅力。サイズもM/LとS/Mのラインナップがあり、自分の頭に合わせやすいのもポイントです。軽量なので、負担を軽減しやすく快適な走行をサポートします。

NUVOLE 自転車ヘルメット
 (4.5)

¥2,999(税込)

本体表面に頑丈なABS樹脂、内側に高密度EPSを採用した、街乗り向けの自転車用ヘルメット。優れた耐衝撃性で、転倒時などに頭部を保護します。また、ベンチレーションにより通気性を高め、快適な走行をサポートします。また、サイズはS・M・Lがあり、アジャスターでフィット感の調節も可能。自分に適した大きさのモデルを選びたい方におすすめです。

【クロスバイク・ロードバイク向け】ヘルメットおすすめモデル3選

オージーケーカブト(OGK KABUTO) RECT
 (4.5)

¥7,588(税込)

日本人の頭部形状に合わせやすく設計された、クロスバイク・ロードバイク向けの自転車用ヘルメット。さらに、後部に配置している「XF-8アジャスター」は、サポート部分が適度にしなるスプリング構造のため、後頭部へのフィット感をより高めます。「XF-8アジャスター」は、4段階の上下調節が可能です。

レーザー(LAZER) Genesis AF
 (4.5)

¥21,778(税込)

195gと発売時点でレーザー史上最軽量の自転車用ヘルメットです。国際自転車競技連合のワールドツアーチームやライダーが共同開発したモデル。通気孔が22個付いており、通気性も良好です。

プロ使用にも耐えられるおすすめのハイエンドモデルです。

ジロ(GIRO) SYNTAX MIPS AF
 (5)

¥19,800(税込)

多方向からの衝撃から頭部を保護するための技術「MIPS」を採用した、おすすめの自転車用ヘルメット。頭部への衝撃を緩和するように設計されているのが特徴です。

また、アジアンフィットモデルなので、日本人の頭に合わせて着用しやすいのも魅力。後頭部はポニーテールにも対応しているため、髪の長い方にも適しています。

【子ども用】おすすめのヘルメット2選

ブリヂストン Bikke ジュニアヘルメット
 (4)

¥3,774(税込)

かわいい5種類のデザインが魅力

ブリジストンの定番キッズ向け自転車「ビッケ」とのコーディネートが楽しめるヘルメット。横幅が広めで、丸みを帯びた内部形状をしているので、お子さんの頭にフィットしやすいでしょう。丈夫なハードシェルを使用しているので、重量は少し重めですが、安心のSG規格認定モデルです。

オリンパス キッズヘルメット OMV-10
 (4)

¥2,057(税込)

パステルカラーとポップなデザインがキュート

自転車関連用品を専門とする「オリンパス」のSG規格ヘルメット。軽くて丈夫なソフトシェルを採用し、メーカーのラインナップの中で最軽量の230g!お子さんの首や肩に負担になりにくいでしょう。

ヘルメットの寿命について

ヘルメットは、見た目には傷や変形がなくても、寿命があることを知っていますか?

ヘルメットの寿命は約3年

ヘルメットの耐用年数は一般的に約3年とされています。これは、紫外線や汗などの要因により、ヘルメットの衝撃吸収性が購入時から徐々に低下するためです。また、以下のような状態が見られた場合、ヘルメットを交換するべきタイミングと言えます。

  • ヘルメット内部の発泡スチロールがすり減り、丸みを帯びてしまっている
  • インナーパッドが劣化し、ボリュームが失われている
  • あご紐が伸びてしまったり、ストラップの調整が難しくなっている

ヘルメットは安全性を確保するために非常に重要なアイテムであり、劣化や損傷がある場合は速やかに新しいものに交換することが推奨されます。自己の安全を最優先に考え、ヘルメットの状態を定期的に点検することが大切です。

製造年月日をチェックしよう

ほとんどのヘルメットには、内部に製造年月日が記載されていますので、ぜひ確認してみてください。ヘルメットは、頭部を守るための重要なアイテムです。しかし、衝撃吸収性能は時間とともに低下する可能性があります。したがって、ヘルメットを使用し始めてから3年以上経過した場合、新しいヘルメットを検討するタイミングかもしれません。安全性を最優先に考えましょう。